CAGR 計算ツール

開始値・終了値・年数から年平均成長率を複利ベースで計算

CAGRを計算

売上、利用者数、資産額など、期間の最初の値。
同じ単位で集計した期間末の値。
年度数ではなく、開始時点から終了時点までの経過年数を入力します。

CAGR(年平均成長率): -%

総成長率: -%

成長倍率: -

年平均の成長倍率: -

3項目を入力すると、複利ベースのCAGRを確認できます。

CAGR 計算式

CAGR(%)={(終了値 ÷ 開始値)1 ÷ 年数 − 1}× 100

CAGRはCompound Annual Growth Rateの略で、開始値から終了値まで毎年同じ割合で複利成長したと仮定した年率です。

  • プラス:期間全体で成長
  • 0%:開始値と終了値が同じ
  • マイナス:期間全体で縮小

途中の増減を平準化する指標なので、各年の実際の変動幅やリスクは別途確認してください。

CAGR 計算ツールの使い方

1. 開始値を入力

分析期間の最初の売上、顧客数、資産額などを入力します。

2. 終了値と年数を入力

同じ単位の終了値と、2時点の間に経過した年数を入力します。

3. 結果を比較

CAGR、総成長率、成長倍率を同じ期間条件で比較します。

CAGRの計算例

売上が5年間で100から150に増えた場合、総成長率は50%ですが、CAGRは約8.45%です。

項目計算・意味
開始値100分析開始時点
終了値1505年後の値
総成長率50%(150−100)÷100×100
CAGR約8.45%(150÷100)1÷5−1

「5年で50%増えた」を単純に5で割った10%はCAGRではありません。複利効果を反映するため、同じ開始値と終了値でもCAGRは約8.45%になります。

CAGRを使う場面

売上・利益の中長期比較

企業や事業の規模が違っても、同じ期間のCAGRにそろえると成長速度を比較しやすくなります。売上と利益では意味が異なるため、指標名と期間を明記します。

市場規模・利用者数の推移

市場予測や会員数の開始値と終了値から、期間全体の平均的な伸びを1年当たりの率へ換算できます。

投資・資産価値の成長確認

追加投資や途中の入出金がない前提なら、資産価値の複利成長を比較できます。キャッシュフローがある場合はIRRなど別の指標が適します。

目標から必要成長率を逆算

現在値、目標値、達成期限を入力すれば、目標へ届くために毎年必要な一定成長率の目安として使えます。

ExcelでCAGRを計算する方法

開始値をB2、終了値をC2、年数をD2に入力した場合、次のどちらかで計算できます。

方法数式ポイント
べき乗で計算=(C2/B2)^(1/D2)-1一般的なCAGR計算式をそのまま使う
RRI関数=RRI(D2,B2,C2)期間、現在価値、将来価値の順に指定

結果セルをパーセント表示にします。5年間の年度別データが6点ある場合でも、最初から最後までの経過期間は通常5年です。

CAGR 計算の注意点と限界

開始値と終了値は正の数が必要

この計算式では開始値0を使えません。負の利益から正の利益へ転じたケースなど、値が0以下になる期間は通常のCAGRでは適切に表せません。

途中の変動は見えない

CAGRが同じでも、毎年安定して成長した系列と、大きく上下した系列ではリスクが異なります。年度別推移や最大下落も併せて確認します。

期間の数え方をそろえる

2021年末から2026年末までは5年です。データ点の個数ではなく、開始時点から終了時点までの経過年数を使います。

予測値は保証ではない

将来値から逆算したCAGRは目標やシナリオです。景気、価格、競争、追加投資などにより実績は変わります。

CAGR 計算のよくある質問

「(終了値÷開始値)の1÷年数乗−1」に100を掛けて求めます。開始値、終了値、年数は同じ対象・単位・期間基準でそろえてください。

CAGRは開始値と終了値を結ぶ一定の複利成長率です。各年の成長率を合計して年数で割る算術平均ではなく、複利で同じ終了値へ到達する年率を示します。

はい。開始値がB2、終了値がC2、年数がD2なら、=(C2/B2)^(1/D2)-1 または =RRI(D2,B2,C2) を使い、結果セルをパーセント表示にします。

終了値が開始値より小さく、両方が正の数ならマイナスになります。例えば100から80へ5年で減少した場合、CAGRは期間全体を平準化した年平均の減少率です。

連続する年末データが2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年の6個なら、2021年末から2026年末までの経過期間は5年です。データ点ではなく期間の間隔を数えます。