ROI 計算ツール
投資額と回収額から投資利益率、利益額、回収倍率をすぐに確認
ROIを計算
ROI(投資利益率): -%
利益額: -円
総投資額: -円
回収倍率: -倍
年率換算ROI: -%
ROIの計算式
ROI(%)= 利益額 ÷ 総投資額 × 100
利益額 = 総回収額 − 総投資額
このツールでは、初期投資額と追加コストを合計して総投資額を求め、総回収額との差額を利益額としてROIを計算します。
- ROIが0%:投資額と回収額が同じ
- ROIがプラス:投資額を超える回収
- ROIがマイナス:計算期間内では未回収
ROIは期間を直接表さないため、異なる期間の案件を比べるときは年率換算ROIや回収期間も併せて確認してください。
ROI 計算ツールの使い方
1. 初期投資を入力
導入費、購入費、開発費など、投資開始時に支払った金額を入力します。
2. 追加コストを含める
運用費、保守費、人件費、手数料など、対象期間の追加負担をそろえます。
3. 総回収額を入力
投資に由来する利益、売却額、削減できたコストなどを同じ期間で集計します。
4. 結果を比較
ROIだけでなく利益額、回収倍率、期間を含めて投資案を比較します。
ROIの計算例
100万円で業務システムを導入し、2年間の保守・教育費が20万円、コスト削減と利益増加の合計が180万円だったケースを考えます。
| 項目 | 金額・結果 | 計算 |
|---|---|---|
| 総投資額 | 1,200,000円 | 1,000,000円+200,000円 |
| 利益額 | 600,000円 | 1,800,000円-1,200,000円 |
| ROI | 50% | 600,000円÷1,200,000円×100 |
| 回収倍率 | 1.5倍 | 1,800,000円÷1,200,000円 |
ROI 50%は利益が投資額の50%に相当することを示します。総回収額は投資額を含めて1.5倍ですが、案件の安全性や資金繰りは回収時期、継続収益、リスクも含めて判断します。
ROIを正しく比較するためのポイント
対象期間をそろえる
6か月のROI 20%と3年のROI 30%は、単純な数値だけでは優劣を決められません。短期案件と長期案件を比べるときは、期間を明記し、必要に応じて年率換算します。
投資コストの範囲をそろえる
購入費だけでなく、導入支援、教育、保守、人件費、解約費用まで含めるかを統一します。比較案ごとにコスト範囲が違うとROIは歪みます。
回収額は投資由来に限定する
通常売上と投資効果を混在させず、投資がなければ得られなかった増分利益や削減額を使います。売上を使う場合は原価や関連費用を除いた利益ベースとの違いに注意します。
将来予測には幅を持たせる
予測値でROIを計算する場合は、標準・楽観・悲観の複数シナリオを用意します。ROIは前提条件に左右されるため、単一の予測値だけで意思決定しないことが大切です。
ROI・ROAS・ROIC・CAGRの違い
| 指標 | 主な目的 | 基本的な考え方 | このページでの扱い |
|---|---|---|---|
| ROI | 投資全体の利益性 | 利益 ÷ 投資額 | 主計算 |
| ROAS | 広告費の売上効率 | 広告経由売上 ÷ 広告費 | ROAS 計算ツールで計算 |
| ROIC | 企業の投下資本効率 | 税引後営業利益 ÷ 投下資本 | 企業財務の別指標 |
| CAGR | 複数年の平均成長率 | 開始値と終了値から複利成長率を求める | 成長率分析の別指標 |
広告施策ではROASが高くても粗利や運用費を引くとROIが低い場合があります。売上効率はROAS、最終的な利益性はROIというように目的で使い分けます。
ROI 計算の注意点と限界
金銭以外の効果は別に整理
顧客満足、従業員の負担軽減、事故リスク低減、ブランド価値などは金額換算が難しい効果です。無理にROIへ含めず、定量効果と定性効果を分けて記録すると比較しやすくなります。
年率換算は一定成長を仮定
このツールの年率換算ROIは、総回収倍率が期間を通じて複利的に変化したと仮定した参考値です。途中の入出金や不規則なキャッシュフローがある投資はIRRなど別の方法が必要です。
高いROIだけで決めない
投資規模が小さい案件はROIが高くても利益額が小さいことがあります。ROI、利益額、回収期間、必要資金、実行リスクを組み合わせて評価してください。
税務・投資判断の代替ではない
本ツールは単純ROIの確認用です。税金、減価償却、割引率、資金調達費用を含む正式な投資判断や会計処理は、専門家や社内基準を確認してください。