負債比率計算ツール

負債と自己資本のバランスから、財務安全性と借入依存度をすばやく確認

無料 有利子負債比率 財務分析

負債比率を計算する

買掛金、借入金、未払金、社債など返済義務のある金額の合計です。
純資産のうち、株主資本と評価・換算差額等を中心に考えます。
短期借入金、長期借入金、社債など利息負担がある負債です。
入力すると、現金預金を差し引いたネット有利子負債比率も確認できます。
入力すると、総資産に対する負債割合も表示します。

負債比率: -%

有利子負債比率: -%

ネット有利子負債比率: -%

負債資産比率: -%

有利子負債合計: -

負債合計: -

負債比率: -%

有利子負債比率: -%

ネット有利子負債比率: -%

先に結論

負債比率は、自己資本に対して負債がどれだけあるかを見る財務安全性の指標です。数値が低いほど自己資本の厚みがあり、借入や未払債務への依存が小さいと読めます。

短期の支払余力は流動比率、長期の資本構成は自己資本比率、借入活用の効果は財務レバレッジとあわせて確認すると整理しやすくなります。

計算式

負債比率 = 負債 ÷ 自己資本 × 100

有利子負債比率 = 有利子負債 ÷ 自己資本 × 100

ネット有利子負債比率 = (有利子負債 - 現金預金) ÷ 自己資本 × 100

自己資本がゼロ以下の場合、通常の比率評価は難しくなります。債務超過や資金繰りの確認を優先してください。

負債比率とは?自己資本に対する負債の重さを見る指標

負債比率は、会社の資本構成を確認するための安全性指標です。たとえば負債合計が600万円、自己資本が400万円なら、600万円 ÷ 400万円 × 100 = 150%です。この場合、自己資本1に対して負債が1.5ある状態と読めます。

負債には買掛金、未払金、借入金、社債などが含まれます。負債比率が高いほど、返済義務のある資金への依存度が高く、金利上昇や売上減少に弱くなりやすい一方、成長投資のために借入を活用している会社では一定の負債が合理的な場合もあります。

負債比率と有利子負債比率の違い

指標 使う負債 向いている確認 注意点
負債比率 負債合計 自己資本に対する負債全体の大きさ 買掛金や未払金も含む
有利子負債比率 借入金、社債など 利息負担のある借入依存度 買掛金など無利息の負債は通常含めない
ネット有利子負債比率 有利子負債 - 現金預金 手元資金を差し引いた実質的な借入負担 拘束性預金や運転資金の必要額に注意

資金繰りに不安がある場合は、負債比率だけでなく有利子負債比率、営業キャッシュフロー、返済予定表をあわせて見ることが重要です。

負債比率の目安と見方

負債比率 大まかな見方 確認したいポイント
100%以下 自己資本が負債を上回る安定的な水準 資本効率、成長投資余力
100%から300%未満 標準的に見られやすい範囲 返済計画、金利条件、利益率
300%以上 借入依存度に注意 短期借入比率、資金繰り、担保余力
自己資本がゼロ以下 通常の比率評価が難しい 債務超過、増資、再建計画

目安は絶対基準ではありません。金融、建設、不動産、小売、製造など、業種によって負債の使い方は大きく異なります。安全性を見るときは、利益率やキャッシュフローの安定性とセットで判断します。

計算例:負債比率150%をどう読むか

入力例

  • 負債合計:600万円
  • 自己資本:400万円
  • 有利子負債:250万円
  • 現金預金:80万円

計算結果

  • 負債比率:600 ÷ 400 × 100 = 150%
  • 有利子負債比率:250 ÷ 400 × 100 = 62.5%
  • ネット有利子負債比率:(250 - 80) ÷ 400 × 100 = 42.5%

負債比率だけを見ると自己資本より負債が大きい状態ですが、有利子負債比率が低めなら、負債の多くは買掛金や未払金など事業上の支払債務かもしれません。内訳を見ることで、借入返済リスクと通常の営業債務を分けて判断できます。

負債比率が高いときの改善方法

有利子負債を圧縮する

不要な借入の返済、金利条件の見直し、短期借入から長期借入への借換えを検討します。返済だけで運転資金が不足しないよう、資金繰り表とセットで判断します。

利益を積み上げる

黒字を継続して内部留保を増やすと、自己資本が厚くなり負債比率は下がります。売上総利益率、営業利益率、固定費の水準を定期的に見直します。

返済予定を平準化する

返済が特定月に集中すると、比率以上に資金繰りが厳しくなります。入金サイト、返済期日、設備投資予定を並べて確認しましょう。

他の財務比率とあわせて見る

負債比率は長期的な資本構成を見る指標です。短期の支払い余力は流動比率・当座比率、自己資本の厚みは自己資本比率、借入を使った収益拡大の効果は財務レバレッジで確認します。

たとえば負債比率が高くても利益率とキャッシュフローが安定していれば、計画的な借入活用と判断できる場合があります。逆に負債比率が低くても利益率が低下している場合は、将来の自己資本が薄くなるリスクがあります。

よくある計算ミス

FAQ

負債比率は「負債 ÷ 自己資本 × 100」で計算します。負債が600万円、自己資本が400万円なら、600万円 ÷ 400万円 × 100 = 150%です。

負債比率は自己資本に対する負債の大きさ、自己資本比率は総資産に占める自己資本の割合を見ます。どちらも安全性指標ですが、見ている角度が異なります。

一般的には短期借入金、長期借入金、社債、コマーシャルペーパーなど、利息を支払って返済する負債を含めます。買掛金や未払金は通常、有利子負債には含めません。

必ず危険とは限りません。借入を使って成長投資をしている会社や、安定したキャッシュフローがある会社では高めの負債比率でも運営できる場合があります。返済能力と利益率をあわせて見ます。

参考にした考え方

本ページでは、負債比率を自己資本に対する負債全体の比率、有利子負債比率を利息負担がある負債に絞った指標として扱っています。用語の確認には、IRBANKの有利子負債比率iFinanceの有利子負債解説fundbookの負債比率解説なども参照してください。