在庫回転率計算ツール

売上原価と在庫額から、回転率・回転日数・平均在庫をすぐに確認

在庫回転率を計算

対象期間の売上原価を入力します。売上高ではなく原価ベースでそろえるのが基本です。
年次なら365、月次なら30、四半期なら90など、分析したい期間に合わせます。

平均在庫額: -

在庫回転率: -

在庫回転日数: -

判定メモ: -

使い方ガイド

  1. 売上原価を決算書や月次資料から入力します。
  2. 期首在庫額と期末在庫額を同じ単位で入力します。
  3. 年次、月次、四半期など対象期間の日数を指定します。
  4. 在庫回転率と回転日数を確認し、滞留在庫や欠品リスクを見ます。
計算式:在庫回転率 = 売上原価 ÷ 平均在庫額

計算例

年間売上原価1,200万円、期首在庫180万円、期末在庫220万円の場合:

  • 平均在庫額:200万円
  • 在庫回転率:6.00回
  • 在庫回転日数:約60.8日

約2か月で在庫が1回転している計算です。前年、同業、商品カテゴリ別の数字と比較すると改善点が見つけやすくなります。

在庫回転率とは

在庫回転率とは、一定期間に在庫が何回入れ替わったかを見る指標です。小売業、卸売業、製造業では、売れ行き、仕入れ量、倉庫コスト、資金繰りを確認するために使われます。

一般的な計算式は、売上原価 ÷ 平均在庫額です。平均在庫額は「期首在庫額と期末在庫額の平均」で簡易的に求めることが多く、月次管理では月初在庫と月末在庫を使います。

指標 計算式 読み方
平均在庫額 (期首在庫額 + 期末在庫額)÷ 2 期間中に平均して抱えていた在庫額
在庫回転率 売上原価 ÷ 平均在庫額 在庫が期間内に何回入れ替わったか
在庫回転日数 対象期間の日数 ÷ 在庫回転率 在庫が1回転するまでの平均日数

在庫回転率の見方と目安

在庫回転率は高ければ必ず良い、低ければ必ず悪いという指標ではありません。高すぎる場合は欠品や機会損失、低すぎる場合は過剰在庫や値引き販売のリスクがあります。まずは自社の前年同月、商品カテゴリ、店舗別、取引先別で比較するのが現実的です。

状態 起きやすいこと 確認したい点
回転率が高い 在庫が早く売れて資金効率が良い 欠品、発注リードタイム、売れ筋商品の補充
回転率が低い 在庫が滞留し保管費や値下げリスクが増える 不良在庫、仕入れ過多、需要予測のずれ
急に変化した セール、欠品、季節要因、仕入れ条件の影響が出ている 売上原価、返品、棚卸差異、集計期間の変更

財務分析では、在庫回転率だけでなく、流動比率、粗利率、営業利益率、キャッシュフローもあわせて見ると判断しやすくなります。在庫を減らして回転率が上がっても、欠品で売上や利益が落ちていれば改善とは言い切れません。

計算するときの注意点

売上高と売上原価を混同しない

在庫額は原価ベースで管理することが多いため、在庫回転率も売上原価を使うのが基本です。売上高を使うと粗利分が含まれ、実際より回転が良く見えることがあります。

平均在庫の取り方を固定する

簡易計算では期首と期末の平均を使いますが、季節変動が大きい商材では月末在庫の平均や日次平均を使う方が実態に近くなります。比較するときは、毎回同じルールで計算してください。

カテゴリ別に分けて見る

全社平均だけを見ると、売れ筋商品と滞留商品の差が隠れます。食品、アパレル、部品、原材料など性質が違う在庫は、カテゴリ別に回転率と回転日数を確認すると改善アクションにつながります。

参考資料

在庫回転率や棚卸資産回転率の式は、会計・在庫管理の解説でも複数の考え方があります。売上原価ベース、売上高ベース、期末在庫ベース、平均在庫ベースの違いを確認したい場合は、以下の資料も参考にしてください。

よくある質問

基本式は、在庫回転率 = 売上原価 ÷ 平均在庫額です。平均在庫額は、期首在庫額と期末在庫額を足して2で割る方法がよく使われます。

在庫が1回転するまでに平均何日かかるかを示します。365日 ÷ 在庫回転率で求められ、日数が短いほど在庫の入れ替わりが早い状態です。

高いほど資金効率は良く見えますが、高すぎると欠品や販売機会の損失につながることがあります。利益率、欠品率、仕入れリードタイムと一緒に確認してください。

計算できます。その場合は、期首在庫額と期末在庫額の平均を平均在庫額として使います。季節変動が大きい場合は、月末在庫や日次在庫の平均も検討してください。