原価率計算ツール
売価と原価から、原価率・粗利率・販売価格の逆算をすぐに確認
原価率を計算
原価率: -%
粗利率: -%
粗利益: -円
判定: -
必要な売価: -円
想定粗利益: -円
想定粗利率: -%
許容原価: -円
必要粗利益: -円
逆算原価率: -%
使い方ガイド
- 売価と原価を同じ税区分・同じ単位で入力します。
- 「原価率を計算する」を押すと、原価率、粗利率、粗利益が表示されます。
- 価格設定では、原価と目標原価率から必要な売価を逆算します。
- 見積もり前には、目標粗利率から許容できる原価上限も確認します。
計算例
売価1,200円、原価420円の場合:
- 原価率:35%
- 粗利益:780円
- 粗利率:65%
原価600円の商品を目標原価率40%で売るなら、必要な売価は 600 ÷ 0.4 = 1,500円です。
原価率とは
原価率とは、売上高や販売価格に対して原価がどれくらい占めているかを示す割合です。商品を仕入れて販売する小売、材料費を管理する飲食店、製造原価を見積もるメーカーなどで、価格設定と利益管理の基準になります。
基本式は 原価 ÷ 売価 × 100 です。原価率が35%なら、売価の35%が仕入れや材料などの直接原価で、残り65%が粗利益の目安になります。ただし、粗利益から人件費、家賃、広告費、配送費などを支払うため、原価率だけで最終利益が決まるわけではありません。
| 項目 | 計算式 | 例 | 使いどころ |
|---|---|---|---|
| 原価率 | 原価 ÷ 売価 × 100 | 420円 ÷ 1,200円 = 35% | 仕入れ・材料費の重さを見る |
| 粗利率 | 粗利益 ÷ 売価 × 100 | 780円 ÷ 1,200円 = 65% | 商品単位の稼ぐ力を見る |
| 販売価格の逆算 | 原価 ÷ 目標原価率 | 600円 ÷ 40% = 1,500円 | 見積もりや値付けの下限確認 |
| 許容原価 | 売価 × 目標原価率 | 1,800円 × 45% = 810円 | 仕入れ上限や材料費上限を決める |
原価率と粗利率の違い
原価率は「売価のうち原価が占める割合」、粗利率は「売価のうち粗利益が占める割合」です。売価と原価の条件をそろえれば、原価率35%の商品は粗利率65%です。両方を見ることで、仕入れや製造の負担と、値引きできる余地を同時に判断できます。
既存の 利益率計算ツール は売上総利益率や営業利益率を確認するページです。このページでは、より価格設定寄りに、原価から売価を逆算する使い方まで扱います。見積もり時は原価率、月次の収益性分析では利益率というように使い分けると実務で混乱しにくくなります。
内掛けと外掛けの混同に注意
「原価に30%を上乗せ」と「粗利率30%を確保」は同じではありません。原価1,000円に30%を上乗せすると売価は1,300円で、粗利率は約23.1%です。粗利率30%を確保するなら、売価は 1,000 ÷ 0.7 = 約1,429円になります。
実務で原価率を見るときの注意点
税込・税抜、送料、手数料の条件をそろえる
売価は税込、原価は税抜のまま計算すると、原価率が実態とずれます。ECなら決済手数料、モール手数料、送料負担、返品コストを原価に含めるかどうかもルール化してください。比較する商品や月次レポートでは、毎回同じ基準で計算することが大切です。
業種別の目安はそのまま使わない
飲食、小売、製造、卸売では、原価率の水準が大きく違います。同じ飲食店でも、ドリンク中心、コース料理、テイクアウト、デリバリーでは必要な粗利益が異なります。目安は参考にしつつ、固定費、人件費、回転率、値引き方針まで含めて判断しましょう。
原価率を下げるだけが正解ではない
原価率を下げると粗利率は上がりますが、品質低下や販売数の減少につながる場合があります。高原価でも客単価、回転数、リピート率が伸びるなら、粗利益額としては有利なこともあります。原価率、粗利益額、販売数量をセットで確認してください。
原価率の定義や価格逆算の考え方は、会計ソフト・販売管理サービスの解説でも同様に紹介されています。たとえば freee は原価率から販売価格を逆算する式を、カシオの keisan は飲食店向けに原価 ÷ 売上の計算を示しています。詳細な制度・会計処理は自社の会計ルールに合わせて確認してください。